「青島の猫は、もういない?」
検索結果を見て不安になった方にお伝えします。2026年4月現在、青島にはまだ約70匹の猫が暮らしています。 ただしピーク時(200匹超)の3分の1以下まで減少し、島民もわずか3人。テレビ番組では「2027年頃には猫がいなくなるのでは」と報じられています。
本記事では、
- 青島の猫が減った理由(TNR・島民の高齢化)
- 2026年時点で猫たちに会いに行く方法(船・宿)
- 訪問前に必ず守るべき5つのルール
を、最新データで整理しました。「いつか」を「今」に変える判断材料にしてください。
青島の猫は本当にいなくなった?2026年現在の頭数
結論からお伝えします。2026年4月現在、青島にはまだ約70匹の猫が暮らしています。
「もういない」という情報が広まっていますが、正確にはいなくなってはいない、しかし急速に減少中というのが実態です。
年別の猫の頭数推移
| 年 | 推定頭数 | 島民数 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2013年 | 約120匹 | 約15人 | メディアで注目される |
| 2016年 | 約210匹 | 約15人 | ピーク時。日本一の猫密度 |
| 2018年 | 約200匹 | 約13人 | TNR(全頭不妊去勢手術)開始 |
| 2022年 | 約130匹 | 約6人 | 自然減が続く |
| 2025年 | 約80匹 | 約3人 | 島民の高齢化も進行 |
| 2026年 | 約70匹 | 3人 | 現在 |
| 2027年予測 | 約30〜50匹 | 2〜3人 | TV番組では「絶滅懸念」の声も |
なぜ猫が減っているのか
- TNR活動 — 2018年に全頭不妊去勢手術を実施。繁殖しないため自然減する設計
- 島民の高齢化 — 餌やり担当の住民が限られ、世代交代が困難
- 観光客マナー問題 — 過剰な餌やりで肥満化・短命化する個体も
「会いに行くなら今のうち」と言われる背景には、こうした構造的な減少があります。
猫島・青島ってどんな場所?|最盛期の猫だらけ空間を振り返る
青島はかつて、日本一とも称された“猫密度”を誇る猫島でした。その数は、島民14人に対して猫が200匹以上。
観光客がフェリーを降りると、足元に猫がわらわらと集まってくる。猫を探す必要がないほどの密度です。
2013年ごろからSNSやメディアで「猫の楽園」として一躍注目された青島。定員34人の小さな船に乗り切れないほどの観光客が押し寄せる状態でした。
一方で少ない島民だけでは管理しきれず、糞尿被害や鳴き声による騒音などが問題に。
この問題を解決するため、2018年頃に県内複数のボランティア団体や個人などの協力を得て全頭不妊去勢手術(TNR)が実施され、現在まで徐々にその数を減らしています。
2025年現在、猫の数は70匹ほどに減少。島民は僅か3名となりました。「2027年頃には猫がいなくなるのでは」と、テレビ番組の中で語られています。
ひと目でわかる|青島「衰退の時系列」
| 年 | 島民 | 猫の数 | トピック |
|---|---|---|---|
| 1960年代 | 約800人 | ― | 漁業で栄えた離島 |
| 2013年ごろ | 約20人 | 約200匹(ピーク) | SNSで「猫の楽園」として一躍話題に |
| 2018年ごろ | 減少続く | 漸減 | 全頭TNR(不妊去勢手術)実施 |
| 2025年 | 約3人 | 約70匹 | 島民の高齢化・自然減 |
| 2027年予測 | 0人? | 0匹? | 無人化=定期船も停止の可能性 |
「今の青島」は、10年前とまったく違う島です。猫と会いに行くなら、残された時間は多くありません。
青島を訪れるなら今のうちに
青島に行ってみたい――そう思っているなら、それを“いつか”にしてはいけません。なぜなら、青島が“猫島”として訪れることができるのは、あと数年のうちかもしれないからです。
かつて800人以上が暮らしていた青島も、2025年現在ではたった3人の高齢者のみ。このままいけば、完全な無人島になるのも時間の問題とされています。
青島へ渡るには、長浜港から1日2便の定期船「あおしま」に乗るしか方法がありません。しかしこの航路は、基本的に島民の生活を支えるためのもの。
住民がいなくなれば当然、航路の維持理由も失われてしまいます。つまり、物理的に“行けなくなる日”が迫っているということです。
青島へのアクセス
愛媛県青島へのアクセスは、まず松山駅からJR予讃線で伊予長浜駅へ向かい、そこから長浜港まで徒歩約2分です。長浜港から青島までは、1日2便の定期船が出ています。
青島海運有限会社が所有する定期旅客船「あおしま」は、青島と長浜を結ぶ唯一の交通手段。人の輸送だけでなく、生活用水や生活物資の輸送など、極めて重要な役割を担っています。
| 時刻表 | 便 | 長浜港発 | 青島港着 | 青島港発 | 長浜港着 |
|---|---|---|---|---|---|
| 通 年 | 1便 | 8時00分 | 8時35分 | 8時45分 | 9時20分 |
| 2便 | 14時30分 | 15時05分 | 16時15分 | 16時50分 |
| 運賃 | 片道 | 往復 |
|---|---|---|
| 大人(12歳以上) | 700 円 | 1,400 円 |
| 小人(6歳以上12歳未満) | 350 円 | 700 円 |
青島の猫を守るため訪問者が守るべき5つのルール
青島は人も猫も“静かに暮らす生活の場”であり、訪れる側には特別なマナーと準備が求められます。
青島には商店も、自販機も、ゴミ箱すらもありません。島に住む人はわずか数人、猫たちも高齢で、体調を崩しやすい子も多くいます。
❖ これだけは守ってほしい!青島訪問の5か条
- 食料と水はすべて持参すること
→ 島内に飲食店・自販機は一切ありません。夏場の脱水防止のためにも、水分は多めに。 - 定期船は1日2便のみ。定員34名、予約不可、先着順
→ 長浜港からの便は朝8:00と午後14:30。午前便が定員に達していると、午後便の利用ができないこともあります。往復ともに乗れる保証はありません。 - ゴミは100%持ち帰ること
→ 島にはゴミ箱も回収もありません。あなたが持ち込んだものは必ず持ち帰ってください。 - 猫に無理なスキンシップはしないこと
→ 撫でたり、抱き上げたり、追いかけたり。猫が逃げたら、それは「触らないで」という合図です。特に高齢の猫が多いため、そっと見守る距離感が大切。 - 餌やりは指定された“エサ場”でのみ。量と種類に注意
→ 猫への餌やりは本来“自粛”が原則。許可されているのは、港近くのエサ場のみ。猫用フードのみを、少量ずつ与えるようにしましょう。
今ある当たり前は、数年後にはもうないかもしれません。「あの時、行っておけばよかった」と後悔しないように、今できる体験は今のうちに!
「青島の猫 持ち帰り」は違法?知っておくべき倫理と法律
「あんなに猫がいるなら1匹くらい…」
青島を訪れた方がそう感じる気持ちもわかります。実際、「青島猫 持ち帰り」 というキーワードで検索される方は月に数百人いらっしゃいます。
しかし、青島の猫を無断で持ち帰ることは強く推奨されません。
法律的な観点
青島の猫は完全に「野良」ではなく、愛媛大学や地元ボランティアが管理する半管理下の猫です。特定の所有者がいなくても、動物愛護管理法第44条により「愛護動物の遺棄・虐待」に該当する行為は禁じられています。
また、島全体がTNR済みで個体識別(耳カット)されており、無断持ち帰りは島の個体管理体制を壊す行為でもあります。
「助けたい」気持ちを正しく活かす方法
持ち帰りたい気持ちがあるなら、以下の選択肢をおすすめします。
- 愛媛県内の保護猫カフェ・譲渡会に参加する(大洲市・松山市に複数あり)
- 青島の管理ボランティアに寄付する(ふるさと納税で大洲市を選択)
- 全国の保護猫団体から譲渡を受ける(より多くの命を救う選択)
青島に行くこと自体が、地元経済と猫たちの命を支える形になります。持ち帰るのではなく、訪問という形で継続的に応援しましょう。
青島に行くなら前泊が安心!“猫旅館”で癒やしのひとときを
青島への定期船は1日2便のみ、かつ定員34名・予約不可の先着順。午前の便を逃すと、午後便は満員で乗れないこともあり、青島へ確実に渡るには、朝8時の船に乗る必要があります。
午前の便に乗り損なったら、青島に上陸できないまま引き返す可能性も。そんなときにおすすめなのが、大洲市内にある猫好き必見の宿「松楽旅館」です。
愛媛県大洲市にある「松楽旅館」は、猫好きの間で“猫旅館”として知られる人気宿。館内には約10匹の看板猫たちがいて、自由に歩き回り、客室にも訪れてくれるのが最大の魅力。
客室のドアには猫専用の小窓があり、そこから猫たちが「おじゃましま〜す」と遊びに来てくれます。
布団の上で丸くなって寝たり、朝にはそっと目覚まし代わりに起こしてくれることも。まるで猫と一緒に暮らしているような感覚を味わえる宿です。
6畳の和室が用意されており、宿泊費用は素泊まりで1人3,000円。
楽天ふるさと納税の対象施設なので、20,000円の寄付をすると6,000円分のトラベルクーポンがもらえます。2,000円の負担で4,000円お得に宿泊可能!
是非訪れてみてください♪
青島の猫に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 青島の猫は今何匹いますか?
A. 2026年4月時点で約70匹です。2013年のピーク時(約200匹)と比べて3分の1以下に減少しています。TNR(不妊去勢手術)と自然減により、今後も減少する見通しです。
Q2. 青島の猫にはいつまで会えますか?
A. テレビ番組では「2027年頃にはいなくなる可能性がある」と報じられています。また、定期船「あおしま」は島民の生活を支えるための航路のため、島民がゼロになれば船の運航も終わる見込みです。会いに行くなら残された時間はごくわずかです。
Q3. 定期船の予約はできますか?
A. 予約は不可・先着順・定員34名です。午前8時発の船が満席になると午後便も乗れない場合があるため、朝8時便に確実に乗ることが必須です。
Q4. 島内で食事やトイレはできますか?
A. 商店・自販機・飲食店・ゴミ箱は一切ありません。食料と水は全て持参し、ゴミも100%持ち帰りです。トイレは港周辺の簡易トイレのみです。
Q5. 猫に餌をあげてもいいですか?
A. 原則自粛です。許可されているのは港近くの指定エサ場のみで、猫用フードを少量ずつ与える形です。人間の食べ物や大量の餌は健康被害の原因になるため厳禁です。
Q6. 午前の船に乗り遅れたらどうすればいい?
A. 当日中の青島上陸は困難です。大洲市内の「松楽旅館」に前泊すれば確実に朝便に乗れます(詳細は次章)。
まとめ|“猫島”青島が見せてくれる、かけがえのない風景
愛媛県の青島は、かつて200匹以上の猫たちが暮らしていた“猫の楽園”。しかし2025年現在、猫は70匹ほどにまで減少し、島民もわずか3人。
“猫島”としての最期の時間を、静かに刻んでいます。いつまでもあると思っていた猫の姿も、島の暮らしも、あと数年で消えてしまうかもしれません。
だからこそ、「行ってみたい」と思った今が、そのチャンス。青島に行くには準備とマナーが必要ですが、それを超えるかけがえのない出会いと記憶が待っています。
そして、朝の便に確実に乗るためには前泊もおすすめ。猫と一緒に眠り、青島の猫たちに会いに行く——そんな贅沢な“猫旅”を、ぜひ今のうちに体験してみてください。





















日本の猫島完全ガイド2025
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