公園を歩いていると、ふと視界の端に映った一匹のキジトラ猫。猫好きの男性は、当然のごとく吸い寄せられるように近づきますが――
「逃げたーー!!!(涙)」
悲しみに暮れるも、なぜか少し離れた場所でこちらをガン見しているキジトラ猫。…距離感バグってない?さっきとほぼ変わらないじゃん。
でもどうやら、そこは彼(彼女?)のお気に入りスポットのようです。
※この記事は感動猫動画さんの動画をもとに創作された物語に、野良猫との安全な触れ合い方や出会いのヒントといった役立つ情報を加えて構成しています。
この物語を通じて、野良猫との素敵な出会いの可能性と、そのために知っておきたい大切なことをお伝えします。
公園で見つけたキジトラ猫、逃げたと思ったら

天気のいい午後、公園を散歩していた男性は、植栽の影でくつろぐ一匹のキジトラ猫を発見。
「お、猫だ!」
猫好きとしては当然のリアクション。静かに歩み寄る――が、しかし。

「シュバッ!!!」
超速ダッシュで逃げるキジトラ。えっ、あの…まだ触ってないんだけど。
落胆する男性。しかしふと振り返ると…さっきのキジトラが、ちょっと離れた場所でこちらをじーっと見つめています。

「そこならOKってこと?いや、5メートルしか動いてないけど?」
ツンデレ発動か?不思議な距離感を楽しみながら、再アプローチを試みます。
撫でられると謎のペチャペチャ音が!?

「よーし、今度こそナデナデいくぞ〜」
そっと手を伸ばし、背中を優しく撫でてみると――キジトラは目を細めて、うっとり顔。
「おっ、やっぱり撫でられるの好きなんじゃん!」
だがそのとき、不思議な音が耳に届きます。

「ペチャ…ペチャ…ペチャ…」
「……ん?なんか変な音するぞ?」
音の出所をたどって猫の顔を覗き込むと――

「おまえ、舌ペロペロしとるやん!!!(爆笑)」
撫でるたびに、ペロペロペチャペチャ。どれだけ幸せ感じとんねん!
猫のクセが強すぎる!ペロペロが止まらない…

「いや、クセが…クセが強い!」
撫でれば撫でるほど、舌ペロペロがエスカレート。
「おまえ、昇天しかけてない?大丈夫?(笑)」
思わず笑ってしまう男性。そんな様子を見ながらも、猫はきょとん顔でペロペロ続行。

「頭がおかしくなるほどのゴッドハンドなのかニャ?(ΦωΦ)」
そんなナデナデタイムを見つめていたのか、今度は茶トラ猫がそばにやってきました。
茶トラ猫もナデナデ希望!?でもまさかの塩対応

「おまえもナデナデ希望か〜?」
満面の笑みで手を伸ばす男性。
しかし――

ナデナデ数秒で「……じゃ、帰るわ」と去っていく茶トラ。
「えぇーーー!!!!!」
あまりの塩対応に、心がバキバキに折れる男性。やっぱり猫は、自由な生き物ですね(笑)。
さっきまでのペロペロキジトラとのギャップに、思わず笑ってしまう男性。
🐾野良猫と接する時に気をつけたいこと
公園や街角で野良猫と出会ったとき、楽しいふれあいを楽しむためには、ちょっとした心配りがとても大切です。
今回のように逃げた後に戻ってきたキジトラ猫も、実は「この人なら大丈夫かも」と感じたからこそ近づいてきてくれたのかもしれません。
では、どうすれば野良猫に安心してもらえるのでしょうか?
① 追いかけない、距離を尊重する
一度逃げた猫を、つい追いかけたくなる気持ち、わかります。でも、ここはグッと我慢!
猫にとって「追いかけられる=狙われている」と感じる行動。焦らず、猫が自ら距離を縮めてくるのを待つことが大切です。
もし猫が少し離れた場所からこちらを見ているなら、それは「興味はあるけどまだちょっと怖い」というサイン。
今回のキジトラも、植栽の陰からじっとこちらを見つめていましたね。この時は、無理に動かず、しゃがんで小さくなってみると、猫の警戒心がやわらぐことがあります。
② 優しく静かに声をかける
猫は大きな音や甲高い声が苦手です。
「よしよし〜」といった穏やかな声で話しかけると、警戒心を和らげる効果があります。
ちなみに、猫同士の「友好サイン」である、ゆっくりとした瞬き(=いわゆる「猫の目のキス」)を人間が真似するのも効果的です。
猫に向かって、目を細めてゆっくり瞬きをすると、相手に「敵意はありませんよ」と伝わります。
ぜひ次回試してみてください!
③ 撫で方にもひと工夫を
猫を撫でるとき、最初に触る場所にも注意が必要です。
おすすめは、
- 頭の上
- 顎の下
- 首筋
このあたりを優しくゆっくり撫でるのがベスト。
いきなり背中やお腹を触ると驚かせてしまうことがあるので、まずは猫が安心できる場所から始めましょう。
もちろん、無理やり撫で続けるのはNG!猫が離れたら、それ以上は追わずにそっとしてあげてください。
④ エサをあげる場合はマナーを守ろう
野良猫にエサをあげる場合、以下のルールを守ることが重要です。
- ゴミは必ず持ち帰る
- 公園や施設の規則を確認する
- 猫専用フードを与える(人間用の食べ物はNG)
特に公園では、エサを放置するとカラスや害獣を呼び寄せ、地域トラブルに発展することも。
「可愛いからちょっとだけ」という気持ちが、意外な迷惑になることもあるので注意が必要です。
猫のおやつは個包装のものよりもチューブタイプのもののほうが蓋ができて衛生的、かつ大容量で経済的です。ゴミも減らせて1石3鳥!ぜひチューブ対応のおやつをお買い求めください。
まとめ:ペロペロがクセになる!?キジトラ猫との癒しタイム

逃げる、戻る、撫でる、ペロペロする。ツンデレ全開&クセ爆発なキジトラとのひととき。
「猫とふれあうって、やっぱ最高だなぁ…」
そんな気持ちを改めて感じさせてくれる、心温まる出会いでした。
あなたも次、公園で猫に出会ったらーー焦らず、静かに、そして優しく、接してみてくださいね。きっと、あなたにも、あなただけの「ペロペロ猫」タイムが訪れるかもしれませんよ✨
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