港町の午後、穏やかな海風の中で起きたちょっとした事件。
喧嘩をしていた2匹ののら猫を止めるため、男性が取り出したのはなんと「チュールガン」!?
怒りに燃えていた猫たちが、仲直りするまでの一部始終を、笑いと癒やしを交えてお届けします。
喧嘩も、チュールの前では無力……かもしれません。
※この記事は感動猫動画さんの動画をもとに創作された物語に、野良猫との安全な触れ合い方や出会いのヒントといった役立つ情報を加えて構成しています。
この物語を通じて、野良猫との素敵な出会いの可能性と、そのために知っておきたい大切なことをお伝えします。
港町で遭遇した、2匹のにゃんこの大ゲンカ

とある港町を散歩していた男性は、ふとした拍子に猫の騒ぎ声に気づきます。近づいてみると、そこには茶トラと白黒の2匹ののら猫が向かい合ってにらみ合っていました。
「なんだなんだ?」
すでに人間のギャラリーもできていて、周囲はちょっとした騒ぎに。

どうやら、口喧嘩中のようで、取っ組み合いには発展していないものの、火花はバチバチ。
面白いのは、茶トラ猫は背中を堤防につけながらも、白黒猫から目を離さずに応戦している一方、白黒猫はなぜか目をそらしてばかり。

と思ったら次の瞬間、白黒猫が「ずいっ」と茶トラに一歩詰め寄って威嚇。どうやら、怒っているのは白黒で、茶トラは因縁をつけられているようです。
男性、チュールで平和介入!?まさかの“猫間外交”

事態を収めるべく、男性は2匹の間にスッと割って入ります。
「ほらほら君たち、喧嘩はやめなさい!」
言葉では止まらない2匹に、男性は次なる手を打ちます。取り出したのは自作の“チュールガン”!

そして——白黒猫の目の前に「ぶちゅっ」と発射。
すると、さっきまで怒っていた白黒猫が一瞬で表情を変え、「ウマウマ!!」とチュールに夢中に。
プライド高き茶トラ猫、しかし腹には勝てず…

「なんだ?一体なにが。。。」
茶トラ猫は、目頭に涙を溜めながらその様子を呆然と見つめています。
男性が「ほら、お前も食えよ」とチュールを差し出しますが、「僕はそんなのに釣られる猫じゃない!」と言わんばかりにスルー。

しかし、男性はにやり。
「いらないんなら白黒ちゃんにあげちゃうよ〜♪」と、再び白黒の口元にチュールを差し出し、嬉しそうに食べる姿をチラつかせます。

ついに茶トラ猫も観念してチュールを遠慮がちにペロペロ。

「……あ、うまい」
一度舐めると止まらず、あっという間に完食してしまいました。
チュールは最強の仲直りツール(?)

「何があったか知らないけどさ、たくさんご飯食べて仲直りしなよ!」
男性のひとことに、猫たちはもう喧嘩を忘れたかのようにのんびりモードへ。港町の午後に起きた小さな騒動は、チュールの魔法で平和的に幕を閉じました。
猫たちの喧嘩に、人間のちょっとした優しさと笑いで介入できた——
そんな、心が和むエピソードでした。
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