朝の静かな港からフェリーに乗り、北九州にある猫島として有名な藍島へ。船を降りた瞬間、真っ先に迎えてくれたのは、人懐っこい黒猫でした。
まるで「よく来たにゃ」とでも言っているように、足元をクルクル回りながら小さく鳴いています。
思わず笑顔になりながら島を歩き始めると、どこを見ても猫、猫、猫。まさに“猫天国”という言葉がぴったりな場所です。
※この記事は感動猫動画さんの動画をもとに作成された創作物語です。
歩いてたらどんどん猫が集まってくる

あちらの路地を覗けば、小さな猫が眠そうな顔でまどろんでいます。猫好きにはたまらない光景。
さらにのんびり歩いていると、どんどん猫が集まってきて、いつの間にかプチお散歩隊が結成される始末。
まるで「ほら、こっちこっち」「ついてきてにゃー」なんて道案内してくれているかのようで、つい自分も鼻歌まじりになってしまいます。
話しかけてくるキジ猫ちゃん

ふと、停まっている車の下にキジトラの猫を発見。近づいてみると「ニャ〜」と、話しかけてきます。でも撫でられたいわけではないみたい。
男性は笑顔で「こんにちは、またね。」とあいさつを返しました。

すると遠くから、まるで「私をモフってくださいにゃー」と言わんばかりに、別の猫がスタスタと近づいてきます。車の下のキジ猫ちゃんから男性が振られたのを見ていたのでしょう。

撫でてあげると非常に気持が良さそうです。その愛嬌に思わず心がほぐれます。
全身で喜びを表現する猫

建物裏の日陰でじっとこちらを見つめてくる猫ちゃんがいます。近づくと物欲しそうな目がより一層甘えたものに。
背中を撫でてあげると、思いっきり伸びをしておしりを高々と掲げます。

「もっとちょうだいニャー!」とばかりに小刻みに震えていて、その姿に思わず吹き出してしまいました。
「もっといいものもあるけど、試してみるかい?」
男性は秘密兵器を取り出します。その名も「ねこじゃすり」!
撫でればうっとり『ねこじゃすり』

広島の老舗やすりメーカー「ワタオカ」が開発した 「ねこじゃすり」 は、愛猫との絆を深める新感覚のアイテムです。
猫の舌の質感を忠実に再現 したやすり面で撫でると、まるで猫同士のグルーミングのような心地よさを愛猫に届けられます。
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形がスタイリッシュで持ち運びしやすく、おしゃれな化粧箱入りでプレゼントにも最適! ぜひ、新しいコミュニケーションを体験してみてください♪
ねこじゃすりの効果

ねこじゃすりで撫でてあげると、相当気持ちがよかたのかおしりを掲げるポーズを忘れてこちらにすり寄ってきます。

「もっと撫でて!」「もっと左!そこそこ!!」と言わんばかりにみずから身体を動かして来るほどです。男性は思わず笑ってしまいます。
では、そろそろ帰る時間。フェリー乗り場に戻りましょう。
フェリー乗り場待合室にも猫

帰りのフェリーを待つ間、乗り場の待合室にも猫がうろうろ。
足元にちょこんと座る黒猫ちゃんは、「おや、もう帰るのかい?」とでも言っているようです。そんな丸いお目々で見つめられては、こちらも名残惜しさでいっぱいになります。

フェリーの出港の時間が近づいて、振り返ると、あの黒猫が遠くから見送っているような気がしました。
「また来るよ。」男性は心のなかで呟いて藍島を後にしました。
藍島ってどんな島?

藍島(あいのしま)は、福岡県北九州市若松区に属する離島です。北九州市の中心部からフェリーでアクセスでき、自然豊かな環境と、のどかな漁村の雰囲気が特徴です。
市街地から船で数十分ほどの距離であるものの、島内には豊かな自然と昔ながらの生活風景が残り、訪れるとゆったりとした時間を過ごすことができます。
細い路地や昔ながらの木造家屋など、港町の風情が残っています。散歩をしながらゆったりと過ごしたり、夏場は海水浴や釣りなども楽しめる、リフレッシュにぴったりのスポットです。
藍島への行き方

藍島へは、JR小倉駅から徒歩10分程度の小倉港からフェリーで渡ることができます。
船のダイヤは、通常時、夏季(7月20日から8月12日)、お盆(8月13日から8月15日)、年始(1月1日から1月4日)で変更になるので、事前に確認しておきましょう。


藍島の宿泊施設

島内の古びた看板には民宿の名前がいくつか記載されているのを確認できますが、これは2018年頃の映像です。
Googleマップには民宿松下というところしか表示されていないので、その他は廃業している可能性があります。一度お電話で確認してみるのがいいでしょう。
また、民宿松下さんもホームページなどがなく、現在の状況がわかりません。宿泊をお考えなら、事前にしっかりと確認することをおすすめします。
小倉港周辺でホテルを探すのが最も確実でおすすめです。
小倉駅付近のおすすめホテル【3選】
JR九州ステーションホテル小倉

JR九州ステーションホテル小倉は、JR小倉駅直結で天気が悪くても雨に濡れずにチェックインできる便利なホテルです。
全室シモンズ製ベッドを導入しており、宿泊者の睡眠の質にもこだわっています。楽天トラベルでは3,636件の口コミがあり、総合評価は★4.27と高評価です。
リーガロイヤルホテル小倉

リーガロイヤルホテル小倉は、地上30階建ての高層シティホテルです。ゲストルームは全室30㎡以上で広々としています。
小倉駅とは空中回廊で繋がっており、到着まで徒歩3分。14階以上がゲストルームとなっており、どの部屋からも小倉の街の美しい夜景を見ることができます。
プレミアホテル門司港

プレミアホテル門司港は、イタリア建築界の巨匠アルド・ロッシが設計した門司港レトロのランドマークホテルです。
JR門司港駅から徒歩2分という好立地で、門司港レトロ地区の観光拠点として、また関門海峡の景色を楽しめるホテルとして利用されています。
まとめ
北九州市の中心部からフェリーでアクセスできる藍島は、愛らしい猫たちと触れ合える“猫島”として人気を集めています。
のどかな漁村の風情が残る島内では、散策途中に自然と猫が集まってきて、まるで道案内をしてくれるような癒やし体験が味わえます。
宿泊を検討する場合は、島内の民宿が営業中か事前に電話で確認するか、確実に泊まりたい方は小倉駅周辺のホテルを予約するのがおすすめ。
特に「JR九州ステーションホテル小倉」「リーガロイヤルホテル小倉」「プレミアホテル門司港」などはアクセス面でも便利です。
猫好き必見の観光スポットである藍島は、日常の忙しさを忘れられる癒やしの島。北九州市のフェリー時刻表を確認しつつ、猫たちとのんびりした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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