出会ったときは「近づくニャ！」と全力で警戒モードだった野良猫が、少し撫でるとデレモードに突入！？
今回は、そんな“最初ツン、あとデレMAX”な猫とのふれあいの一部始終をお届けします。全国を旅する猫好き男性のもとに現れた、ちょっぴり眠たげな警戒猫の正体とは——？
※この記事は感動猫動画さんの動画をもとに創作された物語に、野良猫との安全な触れ合い方や出会いのヒントといった役立つ情報を加えて構成しています。
この物語を通じて、野良猫との素敵な出会いの可能性と、そのために知っておきたい大切なことをお伝えします。
威嚇MAX！でもちょっと眠そうな野良猫を発見
猫好きな男性は、今日も散歩ついでに野良猫を探してぶらぶら。彼は猫島に渡ることもあるほどの“筋金入りの猫マニア”です。
そんな彼がこの日出会ったのは、道路脇でこちらをにらみつけるように見ている一匹の猫。
表情は完全に警戒モードです。
「それ以上近づくにゃ！」
「なんの用にゃ！」
「こっち来たらガブッと行くにゃ！」
——みたいなことを言ってそうな顔で、ジト目でガン見。
……ただ、めちゃくちゃ眠そう（笑）
「あんた寝たいの？威嚇したいの？どっちなのさ」男性は心の中でツッコミを入れつつ、しゃがみ込みます。
触れようとすると逃げた…が、これはもう“あるある”です
そ〜っと手を伸ばすと、猫はパッと目を見開いて素早く身を翻し距離を取ります。
「おっと、逃げたか。でもまあ、これも猫あるあるだよね。」
経験豊富な男性にとっては想定内。逃げた距離も絶妙で、「完全拒否」というより“逃げるフリ”レベル。
ここで一手。
男性はゆっくりと人差し指を猫の鼻先に差し出します。
猫は警戒しつつも、クンクン……
鼻と鼻を突き合わせるように匂いを嗅ぎ、しばしフリーズ。
「はい、挨拶完了。」
撫でたら豹変！？急に甘えてきたツンデレ猫
それが合図だったかのように、男性は猫の体をモフモフ……。猫は「にゃ〜」と控えめな声を上げ、撫でられる心地よさに顔がとろけていきます。
さっきまでのジト目はどこへやら。目を細めて体を預けてくる様子は、完全にデレ期突入です。
「なんだ、最初の威嚇はお決まりの儀式だったのかい？」男性はそう笑いながら、しばしのモフモフタイムに没頭。
「またね」と立ち去ろうとしたら…まさかの追いかけっこ開始
「さて、そろそろ行こうかな。」
ひとしきり撫でたあと、男性が立ち上がり歩き出すと——
なんと猫も小走りでついてきます！！
足元にすり寄って、まるで「え、もう終わり！？まだナデナデ足りないんだけど！？」と言わんばかりにぐいぐいアピール。
「最初の威嚇は何だったの（笑）」男性は思わず苦笑いしながら、近くのベンチに腰掛けて再びモフモフタイム。
ねこじゃすり発動で、とろとろリラックス
「そういえば今日は“秘密兵器”を持ってきてたんだった。」男性が懐から取り出したのは——ねこじゃすり。
猫の舌のザラザラ感を再現したこのアイテムで、猫を丁寧にグルーミングすると……完全に無防備状態。
目を細めて喉をゴロゴロ。もう表情から「極楽〜」ってセリフが出てきそうです。
今度は猫の方が「さて、次行くか」
ゆったりとした時間が流れる中、男性も一息つきながら「癒やされるなぁ」と満足気。
……ところが。
スタッ。猫が急に立ち上がり、スタスタと歩き出しました。
「さて、次行くか。」という声が聞こえてきそうです。立場は逆転しましたが男性は去るものは追わない主義。
男性は、自由気ままに去っていく猫の背中を苦笑しながら見送りました。
🐾おまけ：ツンデレ猫と仲良くなるために気をつけたい3つのこと
猫との出会いには、一期一会の尊さがあります。でも、出会った瞬間に「触らせてくれるかどうか」は、猫次第。
今回のように“最初はツン、あとからデレ”な子もいれば、最後まで距離を保つ猫もいます。そんなツンデレ猫たちと仲良くなるために、大切にしたい3つのポイントをご紹介します。
🧍♀️①「しゃがんで待つ」が猫との距離を縮める第一歩
人間の立った姿は、猫にとってとても大きくて怖いもの。出会ったら、まずは静かにしゃがみ、目を合わせずに猫の反応を見守りましょう。
そして、人差し指をそっと差し出すのも有効です。猫は匂いで相手を確認する習性があるため、鼻先に近づけてくれることがあります。これが“挨拶完了”のサインです。
🍽️②餌やりはマナーを守って、責任ある行動を
猫にごはんをあげたい気持ちはよくわかります。でも、無計画な餌やりは近隣とのトラブルや猫の健康被害につながることも。
- 地域のルールに従う（看板の確認・餌やり禁止の有無）
- 与えるなら猫用フードで、食器やゴミは持ち帰る
- 継続的に関わる覚悟があるか考える
「優しさ」が時に迷惑にならないよう、思いやりのある行動を心がけましょう。
📸③猫の写真を撮るときも“猫目線”のマナーを
愛くるしい猫の姿は、思わず写真に収めたくなるものですが、
- フラッシュ撮影を避ける
- 静かに距離を保って撮影する
- 撮影場所を特定できすぎないよう配慮する
このようなマナーを守ることで、猫にも人にもやさしい写真になります。また、SNSへの投稿の際には「野良猫にストレスを与えていないか」も意識しましょう。
🌿まとめ：猫にとっても、あなたにとっても心地よい関係を
ツンデレ猫との出会いは、まるで短編映画のようなドラマをくれます。でもその裏には、猫への配慮や地域社会への理解が必要不可欠です。
猫の気持ちを尊重し、そっと寄り添うような関わり方を。
そうすることで、猫たちもきっとまた、優しいまなざしで近づいてきてくれるはずです。
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